Mech-Eye SDK 2.3.2リリース

以下では、Mech-Eye SDK 2.3.2 バージョンの新機能や機能最適化、問題修復について説明します。

より詳細な説明はユーザーマニュアルにてご確認お願い致します。

ユーザーマニュアル

ハイライト

1.LSR L(V4)と DEEP(V4):コーディングモードで反射する対象物を撮影する速度の改善

コーディングモードに Reflective オプションが追加されます。

LSR L(V4)と DEEP(V4)シリーズのファームウェアを 2.3.2 バージョンにアップグレートすると、コーディングモードの反射を使用する時、撮影にかかる時間は短縮されます。

  • LSR L:撮影時間は約 5s から 2.4~2.8s に短縮し、速度が最大 50% アップします。
  • DEEP:
    • 解像度が 2048 × 1536 の深度画像を取得するにかかる時間は約 5s から 2.5s に短縮し、速度が最大 50% アップします。

    • 解像度が 1024 × 768 の深度画像を取得するにかかる時間は約 2.8s から 2.1s に短縮し、速度が最大 30% アップします。

上記のデータは、3D パラメータグループの露出時間を 28ms に設定した時に取得されたものです。

2.問題修復

Mech-Eye SDK 2.3.2 バージョンは以下の問題を修復しました。

  • パラメータグループの変更を保存しますか?ウィンドウにパラメータグループ名が英文に表示される問題を修復しました。

  • イーサネットカードのないコンピュータを使用している場合、仮想デバイスに接続できない問題を修復しました。

  • 1980 × 1080 解像度と 125% 拡大率に設定した場合、ソフトウェアを最大化した後縮小ボタンをクリックするとソフトウェアがモニターの表示画面の枠を超えた問題を修復しました。

  • NANO(V4)と Nano(V3):パレット満杯シミュレータによって自動的に作成された直方体が視錐の範囲を超えた問題を修復しました。

  • データを取得する前に深度範囲パラメータを調整した時、深度画像/点群表示ウィンドウの左側の色表現を設定し、またはスライダをドラッグしたり深度値を変更したりする時に初めて取得した深度画像が表示できない問題を修復しました。